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|  | 人間愛 | 家族思い | 心配り | 太鼓叩き |北国の春 |

入所者の方が不幸にしてお亡くなりになった場合、その葬儀において、担当した職員が園を代表して弔辞を読みあげます。このことは担当職員が誠心誠意勤めなければ、とうてい弔辞の文を作り読みあげることはできません。職員の気持ちが伝わった時の感激と、お世話させていただいた感謝の思いをあらわす弔文の一例をご紹介いたします。
 「太鼓叩き」
翡翠ユニットケアワーカー 大津留郁生
弔辞

 今次尚登様、温水園ケアワーカーの大津留でございます。ここに今次尚登様のご霊前に、温水園職員を代表いたしましてお別れの言葉を申し上げなければなりません。人生のはかなさを感じる、あまりある悲しみでございます。

 私は、十日の朝、最後のお別れに立ち合せて頂きました。安らかな顔をされているのを拝見し、また「にっこり」と微笑んでくれたり、「うん、うん」と頷いてくれる様な気がしました。

 旧施設で初めて担当入居者様として、お世話させて頂き、同年四月より、現施設の翡翠ユニットに正式に入居され、一年十一ヶ月温水園で一緒に過ごす事が出来ました。
 今次様は、とても太鼓を叩くのが好まれており、テーブルにて、「ドンドンドン」とバチで太鼓を叩かれておりました。叩き終えると、入居者様や職員より拍手が起き、今次様が「にっこり」と微笑まれていたお姿が、今でも心に残っています。
 奥様のアサコ様も、ユニットは違いましたが、御家族様が見えられた際には、一緒に食事を召し上がったり、催し事がある時は隣同士で楽しまれておりました。また、翡翠ユニットの職員に「じいちゃん元気かえ」「頑張る事言うちょくれ」心配され、大切に思っておられる様子が伺えました。その事を今次様に伝えると「そうかぁ」と嬉しそうな顔で頷かれておりました。

 食事が摂れなくなり、ベッド上で過ごされるようになってからも、何度も励ましに、訪室され手を握り合っている姿を見て夫婦の愛を感じました。
 今次様は、日々の生活の中で私達に沢山の笑顔を見せてくださいましたが、奥様や御家族と過ごす時間の中で見せる笑顔が一番素敵でした。

 今次様、九十五年間の人生本当にお疲れさまでした。この時間に合わせて温水園の入居者様を始め職員も手を合わせ、ご冥福をお祈りしております。今日でお別れしなければならないと思うと、悲しみに耐えられませんが、今後、私たちがお世話をさせて頂く入居者様が今次様のような明るい笑顔で過ごされる事を御霊前にお約束いたします。天国から笑顔で見守って下さい。

                            平成二十七年二月十二日

                            特別養護老人ホーム 温水園
                           翡翠ユニットケアワーカー 大津留郁生 

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